沖縄料理の宴2/5:ラフテー|沖縄風豚の角煮
Rafute|Simmered Pork Belly
沖縄料理の宴2/5:ラフテー|沖縄風豚の角煮
沖縄のクファジューシーに合わせる豚の角煮ラフテーの準備。
それを見て腹ペコさんが不思議そうに聞いてきた。
「ねえねえ、角煮とラフテーって何が違うわけ?」
んー、そうだねえ。私の中ではラフテーは泡盛使って黒砂糖でこっくり味。
中華の角煮は紹興酒使って八角やネギ、砂糖で風味を付けるって感じ。
大雑把な作り方|
豚バラ肉のブロック(出来れば皮付き)を用意して
圧力鍋で5分蒸してそのまま冷ます。
↓
鍋を洗い、圧力鍋に水を加えて今度は5分煮る。
↓
豚バラ肉のブロックとスープを分けてタッパーに入れ冷蔵庫で冷やす。
↓
スープに浮いた脂が白く固まったら取り除く。
冷えた豚バラ肉のブロックを大ぶりにカットする。
↓
鍋にカットした豚バラ肉を入れて
スープ+醤油+黒砂糖+泡盛+スライスしたショウガを加えて弱火で煮込む。
途中、アクを取りながら20分ほどしてアクが減ってきたら
一旦火を止めそのまま冷ます。
好みの煮込み加減まで2、3回温め直しを繰り返す。
一晩置く時に豚肉と煮汁を分けておき
翌日、再度煮込む前に煮汁の白く固まった脂を取り除く。
↑右下のラフテーは一日目のもの。
「味が染みてなくてもいいから、今食べたい!すぐ出してー」
腹ペコさんがあんまり言うので出した。
程よい甘みの角煮ってごはんに合う。
だから炊き込みご飯の前に白ご飯で食べたいんだって。
「あったかごはんに豚肉を乗せて、このタレをスプーンでちょろり。
これで何杯でも食べられるんだよね」
翌日になれば、もっととろけるお肉になるのに…もったいない。
泡盛は小さな100mlボトルをお土産でもらったもの。
香りがとても良いのです。
後で知った。Amazonでは1400円もするらしい。ひゃー
翌日、味が染みた柔らかなラフテーを取り皿に山盛り取って
もふもふ食べながら腹ペコさんが言う。
「うはー、このとろけるお肉!ラフテーと炊き込みご飯、最高!!」
えっと、昨日と言ってること違ってますが。
「いいの、いいの。角煮旨けりゃ全て良し。細かいこと言わない」
そういうの沖縄の言葉で、てーげーって言うんだよね。ふふ
次回はパパイヤイリチーです。
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