ルアナクムネートルキ|着ると眠くなるシニア猫の冬衣
Hand knitting warm wear for my Elderly cats
ルアナクムネートルキ|着ると眠くなるシニア猫の冬衣
眠りの浅いシニア猫もこれでぐっすり。
方法はとっても簡単。
手術後、退院してきたシニア猫のために手編みで術後服を作成。
その際に協力してくれたのが3つ違いの兄猫。
madhu.hatenablog.com若く元気な時は二匹ともほぼ同じ体重。
兄猫が病気で痩せた後、末っ子猫もじりじり体重が減り、
手術前には1.5kgも痩せてしまった。
そのため、ほぼ同じ体型・体重でモデルを務めてくれた兄猫。
骨の変形で後足が痛むから、脱ぎ着の際に負担が無いよう設計する。
出来上がりを一度試着してもらい、
しばらく動きに不便が無いか様子を見る。
…すると、ある事に気づいたのです。
兄猫に術後服を着せるとコテンとすぐ寝る・よく寝る。
ひょっとしてニットで身体がポカポカ温まるから?
実は痩せてから腰回りがひんやりしていた兄猫。
寒いと痛みも増すのか寝付きが悪く、眠りも浅かったのです。
↑こういう時は香箱座り&細目でじっとしてる
ニットを着せてみると横にコテンと寝る。
プピー、プスウ。
あ、寝息も聞こえた。
今までペットにオシャレ着とか不要と思っていたけど
シニア猫には防寒ニット着用も有りか、と
ウール100%の毛糸で製作開始。
合細タイプの毛糸+ボーダーのみ綿混毛糸も嫌がらず問題なし。
やや太い中細の柔らかなメリノウール100%の毛糸で編み上げると、
少しだけど見た目のふっくら感が増す。
1/4番手 メリノウール100%
1/5番手 メリノウール100%
使用したかぎ針は2/0-3/0
使用した棒針は2/0-輪針+海外の細い金属製編み針(号数不明)
毛糸なら山程あるの。
次は何色で編もうか?
シニア猫のための手作り術後服|綿混素材の糸で手編みニット
Post surgery wear for my Elderly cat ▲モデルに飽きた兄猫
シニア猫のための手作り術後服|綿混素材の糸で手編みニット
2月10日は「ニットの日」なんですって。
だからって訳じゃないのですが、編み物の話を。
昨年10月、末っ子猫の体調が悪化し、急遽手術を受けることに。
手術中、魂が抜けかけたけどなんとか持ち直し
スゴロクの「上がり」目前から「4つ戻る」状態になったのです。
4回目の手術は、一番大変でお腹の傷もとても大きい。
猫の主治医から
「傷を舐めないようにエリザベスカラーか術後服を」
「ワンちゃん用の服でも大丈夫」
と言われたのです。
以前はエリザベスカラーと腹巻き。
でも日常生活が不便で可愛そうだった。
今回は傷が大きいし、ストレスも減らしたいから術後服にする。
▲時々痛むのかシブイ表情、でも嫌がって脱ぐことは無かった
でも骨格が違うのに、犬用の服でOKなの?
だって猫って軟体動物だもん。←ニャン体動物でしょ?と腹ペコツッコミが入る
猫の体は本当にすごく伸びるのだ。
寝姿だけでもC、E、H、I、L、O、Q、X、Yって感じで次々変わるのが
筒に袖付けただけ、みたいな服で大丈夫とは思えないけど…んーー。
Amazonで取り急ぎ4着購入するも、どれもコレという決め手に欠け、
届いた1つは小さすぎて試着も出来ず、途方に暮れる。
この時点で術後服だけで8000円くらい使った…オゥ;
レビューを読むと若い猫の避妊手術後に購入する人が多いらしい。
成長期の健康な若い猫と違って、病気で弱ってるシニア猫は治癒もゆっくり。
元々エリザベスカラーよりストレスが無いからと術後服にした訳だから、
着ていて楽な方がうちの猫には向いてるんじゃないかと。
▲兄猫の試着と退院猫の着用感を見ながらマイナーチェンジを重ねる
飼い主の思惑&うちのシニア猫には合わなかった
・縫製されたものは値段が高め
・安いものも有るがすぐ届かない(1~3週間とか)
・「術後安静に過ごせるように、過剰な運動を制限」されたデザインは
足腰の弱った猫にはかえって危ないかも、と感じた
・サイズ選びが難しい
届いたものが伸びない生地で試着前にあきらめた
前足・後足の位置や大きさが合わず、切込みを入れた
・数日で生地が伸びてきて後足が脱げる、そっと手洗いしてもほつれる
・好みのデザインがあまり無い
・猫が気にして舐めない様に傷口を保護する
・術後服以外の部分は毛づくろいができる
・前足、後足の動きを制限しない(安全性+ストレスフリー)
・お尻周りが汚れない
・着ている間に脱げたり、傷口が露出しない
・ムレない通気性の良い素材
・清潔を保てる様、洗える素材
・脱ぎ着の際に無理な動きがかからない
・洗い替えを考慮し、リーズナブルで耐久性がある
・すぐに入手が可能
・できれば猫の容姿に似合う色柄
ネットでは簡易バージョンでゆるめのレッグウォーマーに
4ヶ所穴を開けて着用するものが有り、参考にして作成。
最初はフィットしてたけど数日で伸びて後足が抜け、猫が脱いでしまう。
首周りがゆるんできて、下顎の歯が引っかかったりも。
留守中はすぐに外してあげられないから心配。
で、結局一から手作りすることに。
でも私、縫い物ダメ。針仕事+ミシンがすっごく苦手なのです。
編み物ならなんとか…なので細めの綿混糸を使って編むことに。
手作りすると分かるけど「ぴったりサイズ」「安全」「清潔」「長持ち」
に仕上げるのはやっぱり難しい。
ホルターネックタイプや、首周りをゴム編み+レース編みしてみたりと
試作品3つ目でやっと完成形。
食事が摂れるようになりガリガリだった身体も少しずつふっくらしてきて、
編み上げる術後服も段々サイズが大きくなっていく嬉しい変化。
3週間経過して術後服が不要になる頃には1号は既にピチピチ。
指に絆創膏貼って急いで仕上げた甲斐があるってものよ。
↑棒針編みで指に水ぶくれ出来た
▲肩周りの伸縮でいつもの”雑巾がけ寝”スタイルも楽々
猫、よくがんばったねえ。
もうちょっと一緒に居よう。
兄猫も試着モデルおつかれさま。
使用したかぎ針は2/0
使用した編み針は2/0-輪針+海外の細い金属製編み針(号数不明)
オリエンタルなスキヤキ|ルーローファンのタレで作る八角が香る割下
Sukiyaki|Rearranged leftover Lu Rou Fan with Moringa leaves
オリエンタルなスキヤキ|ルーローファンのタレで作る八角が香る割下
あのね、スーパーで牛肉が半額だった!
と、腹ペコさんが持ち込んだのは、すき焼き用に大きく薄切りされたもの。
冷蔵庫には前々日に作ったルーローファンのタレが残してある。
これですき焼きにしたら美味しいんじゃない?となりました。
ザルで漉した残りのタレに昆布を加えて、醤油と
みりん(自家製加塩みりん)で味を調整。
牛肉にさっと火を通し、タレと肉の旨味を混ぜ合わせたら
鉄鍋に移して用意した材料を乗せていく。
水切りして焼き色を付けた豆腐、糸コンニャク、長ネギ、えのき茸
ルーローファンの残りの筍煮、京しろ菜を加える。
ついでに冬越しのため室内に取り込み、剪定した
モリンガの葉を乗せたらテーブルへ。
テーブルの上でウォーマーで温めながら各自好みのお肉の加減で食べる。
腹ペコさんは半生に卵を絡めたのが好き。
私はしっかり火が通ったのが好き。卵は鍋の端っこで火を通す。←生卵は食べない
去年、三列キャンドルのディッシュ(ケトル・ポット)ウォーマーを買ったら
思いの外便利で、こんな事ならもっと早く買えば良かったねと話していた。
これって「すき焼き」じゃなくて「SUKIYAKI」?
と、腹ペコさん。
カタカナで「スキヤキ」の方がピンとくるかな。
こんなオリエンタルな味のスキヤキも、たまには有りだよねえ。
▼同じのは見つからなかった