こんな年越し&新年でした|お蕎麦・お雑煮・黒米雑穀稲荷寿司・キムパ・ラム肉食べ比べプレート
Toshikoshi soba|Japanese Year end buckwheat noodles
年越し蕎麦
2018年に向けての年越しの準備。
厚削りの荒節で出汁を取り、予め寝かせておいたかえしに加えて
年越し用にちょっとだけ特別な蕎麦ツユを用意。
ワインとビールが有ると伝えたけど、腹ペコさんは
「純米のにごり酒が飲みたい」と言い、お刺身と海老の天ぷらも買ってきた。
海老の天ぷらの温め直しと共に小茄子や大葉の野菜天ぷらを薄い衣でさっと揚げる。
Fried Tofu pouch filled with Black rice and Mixed grains Sushi rice
黒米雑穀稲荷寿司|赤い酢飯のおいなりさん
食べ切れる程度のおせち料理を何品か作り、
いつもの赤いごはんの稲荷寿司。
キムパ(韓国海苔巻き)は各自の取皿に白ゴマを敷き詰めて、
胡麻を付けながら食べるスタイル。
揚げ餅のお雑煮や甘栗入りの信田餅、お汁粉、安倍川餅に磯辺焼きと
お餅料理も一通り楽しみました。
飾り切りで余った野菜は細かく刻んで、松の実やこぼれ梅(準みりん粕)
と一緒にキムチ用の真っ赤な薬念(ヤンニョム)に混ぜ込む。
(大根、蕪、人参、ニラ、ネギ、生姜とか何でもOK)
出汁を取った残りの厚削りの鰹節はカリカリに乾燥させて、
煮干しの骨と頭はオイルで香り良く揚げて油を切り、
猫足昆布、自家製黒豆豆チと一緒にグラインダーでふりかけに。
ごはんに乗せて食べる時に胡麻を加えると更に旨い。
芳ばしい香りが移った煮干しオイルは濾過して冷蔵庫へ。
これは鶏ガラスープで作るラーメンの仕上げに加えたり、
鍋や雑炊に加えると風味が増してすごく美味しくなるのです。
煮干しの身は水を注いだボトルに入れて冷蔵庫で水出汁に。
解体はちょっと手間だけど、こういう地味作業が滋味の素なのだ。
ベトナム漆のプレートの上に敷いたナプキンは麻の白生地を染色。
パープルの方はマゼンタでごく淡く先染めしてから、パープルで重ね染め。
麻のシャリ感と僅かな光沢、光の加減で色合いが違って見える。
イエローグリーンの方はターメリック(鬱金)で先染めしてから
化学染料で数回染めたので明るい色合いながらも深みがある。
ラム肉三部位食べ比べ|ローズマリーとベリーのソース
Lamb Tenderloin, Rump and Rack steaks with Rosemary, Mixed Berry and Red wine glaze
正月三が日を過ぎると腹ペコさんが「お肉、お肉」と言い出したので
ラムチョップ・フィレ・ランプで部位別の食べ比べプレートに。
ソースは腹ペコさんお気に入りのベリーソースに
アクセントでフレッシュなローズマリーの香りを。
そして、雑穀ごはんに糠漬け、厚焼き玉子に具だくさんの味噌汁
といったいつものごはんに落ち着くのです。
こんな年越し&お正月でした。