きりたんぽ鍋のお楽しみ|柚子と胡桃の味噌たんぽ

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Miso Tanpo, Yuzu and Kurumi|Toasted Rice stick with flavory Miso



味噌たんぽ 柚子&胡桃|
きりたんぽ鍋を作る時、お腹が空いたと騒ぐ腹ペコさんに
一時しのぎ的に熱々の味噌たんぽを出したのが最初。
以来、当然のようにセットメニューとして作ることになる。

鍋に使う柚子果汁を絞る前に香りの良い柚子皮をすりおろす。
それを使った柚子味噌や胡桃味噌、青山椒味噌なんかを用意して
小さめに焼き上げたたんぽに乗せるのです。

きりたんぽの本場、秋田ではまんべんなく味噌を周囲に塗るタイプが多い。
味噌を塗ってから少し焼くと、焦げた味噌の良い香り。
これも捨てがたいんだけど、私は程よく焼けたごはん部分と
味噌が別々に楽しめるのが好き。
だから乗せる味噌もちょっとぽってりと仕上げて
焼き上がりのたんぽにぽてぽてと厚目に塗る。

きりたんぽ鍋を作っている間、熱々の焼きたてを
頬張りながら、お箸や取り皿の用意。
腹ペコさんはもぐもぐ食べながら言う。
「んー、二本か。柚子も胡桃もいいんだけどさ、
山椒味噌もいいよねー山椒味噌で食べたいなあ。 
あと、そば茶もちょうだい」

むっ。うちはたんぽ茶屋じゃないのですよ。
それに三本も食べたら、お腹ふくれて
きりたんぽ鍋がいっぱい食べられなくなっちゃうんだから。

「でも、山椒味噌おぉぉーーー」
あー、うるさいですよう。
じゃ、次回作るからそれでいい?←次回はいつ?と子供のような追求

腹ペコさんの中で以前は「味噌たんぽか」って扱いだったのに
最近はかなり重要なポジションに格上げされてきたらしい。
まあ、作りたてのたんぽは格別だから気持ちは分かる。

半殺しにして塩水浴びせて、棒にくくりつけて
焼きを入れただけなんだけどね。←とても聞こえが悪いたんぽの作り方
(※固めに炊きあげたごはんをすりこ木で潰す時に
忘れず唱える言葉が『ハンゴロシ…。ハンゴロシ…』旨いたんぽの秘訣)

これ、きりたんぽ鍋作って、もしも
味噌たんぽが無かったら腹ペコさん、大騒ぎするんだろうなあ。

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