霧島鶏の親子丼セット
Oyakodon set meal｜Boiled Chicken and Eggs bowl,
Japanese clear broth soup with Nukazuke:Rice bran pickles
霧島鶏の親子丼セット。
ベランダ鉢植え栽培のセリを使ったお吸い物
ミョウガとキュウリのぬか漬け
ニンジンやショウガの古漬けみじん切り。
長期飼育の霧島鶏のモモ肉は大きい。
骨付きを買ってスープをとったり、鶏の旨味が強いから
海南チキンライスやよだれ鶏なんかの鶏肉メインの料理に大活躍。
少し高いけど地鶏より安い。
地鶏と何が違うのかと調べたら
在来種の純系で細かく決められた方法で飼育したのが地鶏。
どんな親鶏か素性を明確にして何日間、何食べさせて、どんな薬を
いつまで使ったとか育て方にこだわってるのが銘柄鶏なんだって。
安い鶏肉は急成長できるように改良された品種で
長く飼育してもちゃんと大人になれない鶏が多いとどこかで読んだ。
スーパーに並ぶ安い鶏達はヒナの時からずっと「肉」という存在でしかない。
電灯つけっぱなしの狭い鶏舎でお日様の暖かさを知らない。
食べる以外楽しみが無く、生き物としての喜びの記憶も無い。
カラスにさらわれたり怖い思いもしてるけど
お池のカモの親子には成長することの喜びが感じられる。
愛情・指導・信頼・冒険・経験。幸せそうに見える。
ツバメも巣からお尻はみ出してるのいるけど、くっついて眠って暖かそう。
同じ鳥類だけど「肉」ではない。彼等との違いはなんだろう。
霧島鶏は長期飼育で70日ほど。平飼いで自由に動き回れるとサイトにある。
土もお日様も知ってるのだね。五感を刺激する経験が出来るはず。
100ｇ数十円値段の差があるけど、それは内容に見合った差だろうか。
地鶏はもっと飼育期間が長くて更に高い。
高いと感じるなら食べる頻度を減らせば良い。
価格と安全、味は個人の判断だもの。
食べずに済むなら、それも良いと思う。
でも、動植物を食べることの意味は栄養の摂取だけでは無い。
食べ物って、皮膚表面や消化器官、内蔵とか身体全部を通して
遺伝子レベルの情報を読み取って自分の細胞にも
記憶されるのじゃないかと私は思っている。
何かのおかしな宗教ではなくてね。
触れ合うとか、手を使って調理するのが大切なのも同じ理由から。
せっかくいただく命。
それなら少しでも幸せな記憶を持つ細胞を口にしたい。
おいしいと思って口にしたい。
だから、丁寧に料理するようになった。
霧島鶏 販売
株式会社エビス商事
http://ebisu-g.com/shop.html
