沖縄家庭料理 ヒラヤチー|ネギ+ニラ、トウモロコシ+ゴーヤパウダー&焦がし醤油のバターコーン
Simple Hirayachi|Okinawan pancake
沖縄家庭料理 ヒラヤチー|ネギ+ニラ、トウモロコシ+ゴーヤパウダー&焦がし醤油のバターコーン
お気に入りのブログ記事に沖縄のヒラヤチー/ヒラヤーチーが
紹介されてたのです。
小麦粉に鰹だしをたっぷり加えて、シンプルなネギやニラ、
その他好みの具材を混ぜて、薄く焼き上げたもの。
さらりと書かれたその文章を読んでいたら、頭の中がヒラヤチーで一杯に。
ヒラヤチー食べたい!という気分になり、早速私も作ることに。
まずはシンプルな具材のネギとニラ。
干し小エビと海老殻ペーストを少しだけ加える。
薄く焼き上げるので、ややゆるめの濃度に整える。
チヂミを焼く時よりも油はかなり少なめ。
薄焼き卵の要領で、フライパンを傾けながら手早く
立ち上がったヘリ1、2cmまで生地を広げる。
生トウモロコシとゴーヤパウダーを加えた生地は
焦げやすいから火加減にちょっとだけ気を遣う。
Goya Corn Hirayachi|Bitter gourd powder and Sweet corn Okinawan pancake
昔から家庭ですぐに作れる手軽さが売りのヒラヤチーだから
小麦粉と出汁を加えたら、さっさと焼いてたと思うのね、
でもガレットやクレープ、お好み焼きみたいに生地を作って
冷蔵庫で一日寝かせてから焼いてみるのも面白いかもしれない。
大きさや形に難アリな訳ありゴーヤをネットでたくさん購入して
一気に下処理をし、冷凍保存と乾燥用に分けます。
少し厚めに切ったゴーヤも一日半でカラカラになる。
それをミルで粉末にして保存したのが今回使用したゴーヤパウダー。
乾燥ゴーヤを切り干し大根みたいに、お湯で戻して使うことも出来るけど
うちではパウダーの方が使い勝手が良かったのです。
毎週末、3本ずつ購入してた生のトウモロコシももうじき季節が終わる。
買ってきたその日に作るバターコーンは、腹ペコさんリクエストの
焦がし醤油の和風フレーバーを山盛りで。
トウモロコシの実を切らずに出来るだけ丸ごと外すようにすると
炒めていても中の水分が外に流れにくく、美味しさを閉じ込めたまま。
食べる時にプチッとした食感も楽しめる。
これが缶詰のトウモロコシとの大きな違い。
材料|
A:薄力粉+鰹だし+卵+ネギ+ニラ+干し小エビ+海老殻ペースト+塩
B:薄力粉+鰹だし+卵+ネギ+ニラ+干し小エビ+海老殻ペースト+塩+
生トウモロコシ+ゴーヤパウダー
炒め用:油
ウスターソース
マヨネーズ
作り方| (09/05修正)
ふるった薄力粉に鰹だしを加えさっと混ぜ、
A:卵+ネギ+ニラ+干し小エビ+海老殻ペースト+塩(ひとつまみ)を混ぜる
B:卵+ネギ+ニラ+干し小エビ+海老殻ペースト+塩+
生トウモロコシ+ゴーヤパウダー
▼
熱した鉄のフライパンに薄く油を引き、生地を流し込んだら
すぐにフライパンを傾けて、ヘリまで生地を広げる
▼
フチがカリッと焼き上がり、表面に軽く色が付いたら器に移す
食べやすくカットしウスターソース、マヨネーズを添えて出来上がり
海老殻ペースト|
有頭海老の殻をローストし塩を加えて油で炒め、ペーストにしたもの
ゴーヤパウダー|
生のゴーヤをサーキュレーターで乾燥、粉末にしたもの
ニラを刻んで生地を作っていたから、
腹ペコさんはチヂミだと思っていたみたい。
チヂミより薄いけど、クレープって感じじゃないし
これで厚みが有ればお好み焼きっぽいのかなー。
ネギとニラだけでも旨いよ。
うん、素朴な感じで、ちょっと軽くつまみたいって時にぴったりだね。
コーンが入ったのは甘みが強くてメリハリがある、こっちもいいね。
それ、ゴーヤがいっぱい入ってるんだけど分かった?
え、どこに?全然苦くないから気付かなかった。
粉なら、もっと使わないと分かんないよ。
えー、けっこうたくさん入れたんだけど。
トウモロコシの甘さで隠れちゃうんだよ、きっと。
しっかり噛んでると、ゴーヤの風味が分かるもん。
次回はかなり多めに入れてみる。
あ、いい事思いついたから ちょっと待ってて。
醤油+五香辣油+甜醤油+酢で作る餃子のタレを添えて出した。
どれどれ、んっ!いいねえ、コレすごくいいねえ。
ごはん欲しくなるなー。
ヒラヤチーは軽食にも、おつまみにも
ごはんのおかずにもなるんだね。