三種類のマルジパンシュトレン|マジパン入りシュトレンでクリスマス待ち
Victorian Wire Ornament Tree
三種類のマルジパンシュトレン|マジパン入りシュトレン
子供の頃、お雛様は飾らない家だったけど、何故かクリスマスには
毎年祖父がツリー用に香りの良い生木を用意してくれたのです。
実家は神棚のある神道の家で宗教的にクリスマスは関係無いんだけど、
親の仕事先からのケーキの貰い物がいくつか届いたりして
子供心にも浮き浮きした気分で過ごした思い出が。
ツリーの飾りつけも好き。
うちにあるのはシンプルなアイアン製の組み立て式。
たたむとコンパクトになって収納に場所を取らない。
細長いフェザーボアをツリーの飾りに使うと
華奢なワイヤーワークがふんわりと華やかになる。
オーナメントもシンプルなものを少しだけ。
しずく型のサンキャッチャーを飾ってもキレイだと思う。
そんなシンプルツリーの足元にはシュトレン。
ドライフルーツの洋酒漬け|
市販のドライフルーツミックスにうちで常備してるデーツやナツメを加えて
砂糖漬けの柚子を入れてブランデー+ラムに漬け込む。
ぎゅうっと吸い込まれた洋酒が生地と馴染むことで旨味と熟成と
保存性を高めるから最低二週間は待ちたい。
バターと砂糖をケチらずたっぷり使うのも日持ちさせるコツ。
一ヶ月はもつから立派な保存食だよね。
材料を揃える|
ナッツ類はアーモンド+クルミ+パンプキンシード+カシューナッツ。
家に有るもので美味しくなりそうなのは加えちゃう。←松の実とかピスタチオとか
生地に混ぜ込むスパイスはカルダモンパウダー+メース+シナモン+ココア。
ココアはシュトレン3個で大さじ一杯弱。ほのかに香る隠し味として加える。
使用後のバニラの鞘を乾燥させてグラニュー糖と一緒に粉末にしたバニラシュガー。
黒いから普通のお菓子作りには向かないけど、まだまだ香りはしっかり。
この鞘ごとバニラシュガー、シナモンシュガー、ココアを
それぞれ粉糖で仕上げる前にまぶした三種類のシュトレン。
のんびりシュトレン作り|
金曜日に耐糖性ドライイースト(金サフ)を使って中種作り。
アーモンドプードル+グラニュー糖+卵白+アーモンドエクストラクトで
マジパン作り。
↓ 冷蔵庫に保存
土曜日に材料を全て加えて本生地を作る。
事前にナッツ類をローストして粗く刻んでおく。
ドライフルーツの洋酒が多い場合はザルに開けて水気を切る。
↓ 冷蔵庫に保存
日曜日の朝、成形して最終発酵の後、シュトレンを焼き上げて冷ます。
夕方、粉糖でコーティングして袋詰して完成。
エアコンが無い寒い室内に置いて、一週間後位から
少しずつカットして食べ進める。その後はラップして冷蔵庫で保存。
切り口が乾燥したらラム酒やドライフルーツに使った漬け汁をハケで塗る。
Marzipanstollen|German Christmas Bread
発酵中の生地を見つけた腹ペコさん。
「ねえ、あのボウルの中のは何?いつ食べられるの?」
シュトレンだよ。んー、食べられるのは早くて一週間後かな。
「は?そんな待つのー!?」
前も食べたじゃん。ナッツとフルーツごろごろで薄切りしたの。
時間が経った方が美味しいから頑張って待ちましょう。
今回はノーマルなのとバニラとココアの三種類作ったんだ。
「全部味が違うんだ、じゃ3つ一度に味比べ?」
いや、一個はおすそ分けしようかと思ってるんだけど…
「えっ、、(´・ω・`)」
そんなションボリしなくたって…欲張りだねえ。
ドライフルーツはまだ少し残ってるから、
小さいサイズならまた作れるよ。
ヨーグルト酵母とか市販の天然酵母で作ってみようか。
(食べ終えるの、お正月過ぎかもね。ふふ)
待つのが苦手な腹ペコさんのために、
パン耳のシナモンラスク風作っておいたの。
いつも行くパン屋さんで会計の時に
「パン耳ください」って言うとタダでくれるよ、と教えたら
時々もらって来るようになった。在庫が無い時もあるけど、
二袋もらえた時は得意げに差し出す腹ペコさん。
今週末はシュトレンの味見出来るかな。
↓しずく型のサンキャッチャーは、うちならシャンパンカラーが似合いそう。
小さめで卵型のオーナメントが欲しいんだけど、あんまり見ない。
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