柔らかなさつまとろ茄子を使った|マグロのタイ・グリーンカレー
Kaeng Khiao Wan Pla Thuna|Green Tuna Curry served with Somen, vermicelli fine noodles
柔らかなさつまとろ茄子を使ったマグロのタイ・グリーンカレー|
チキンが定番のグリーンカレーだけど、
ツナもさっぱりしてて美味しい。
うちでごはんを食べる友人には鶏の皮が苦手な人がいる。
なので、そんな時はマグロのグリーンカレー。
普段使うのは小さくてホロ苦のスズメ茄子、
皮が固くてグリーンのトラ模様のタイの丸ナス。
スズメ茄子は冷凍の在庫があるけど、丸ナスは切らしてる。
でも今の時期はさつまとろ茄子が旬の季節。
スーパーで米ナスほどの大きさが100円で売ってるのです。
名前の通り、少し加熱するだけで実がとろける。
だから短時間の調理で余り煮込まないグリーンカレーにぴったり。
グリーンカレーは基本のペーストを用意して
ココナッツミルクの分離した油分で炒めて香りと風味を増し
肉・野菜を加えて残りのココナッツミルクを加えて軽く火を通す。
仕上げにタイのスイートバジル、ホーラーパーの葉を
ぱらりと加えて、さっとグリーンカレーに沈める。
タイの米麺、カノムチン代わりに茹で上げたそうめんを添えて
つけ麺みたいに食べるのも夏らしくていい。
腹ペコさんは辛いのが平気だけど、苦手な人には
青唐辛子の量を減らして、京都の万願寺唐辛子を加えます。
タケノコが無い時はヤングコーンの水煮を使ったり
味の根っこさえきちんと押さえたら、後は有るもので。
でもね、ココナッツミルクだけは乳化剤が含まれていないものを。
見た目も口当たりも、仕上がりが大きく違うのです。
まだ固くて青いトマトとほんのり甘みのあるビーツのサラダ。
キレイな紫色のホーラーパーの花を添えて、いつものように
食べながら散らして香りを楽しむ。
私と腹ペコさんには辛さが足りないから、刻んだ赤唐辛子をトッピング。
「夏は毎日グリーンカレーでもいいな、野菜いっぱい食べられるし」
「前はこのスズメ茄子、苦手だったんだけど最近は無いと物足りない」
そうそう、このプチッとした歯応えとほろ苦さは大人の味覚だよね。