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ココナッツシュガーとマンゴスチン|得するマンゴスチンの選び方

Indonesia seasoning

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Manggis Mangosteen|The Queen of Fruit



インドネシア原産のココナッツシュガーの原材料には時々
『有機マンゴスチン果皮液』と記載されてるものがある。
昨日の記事で紹介した インドネシアJAVARA社製のココナッツシュガーを
販売しているJITAコレクションのもそう。

 『有機マンゴスチン果皮液』は何の目的で使うのか?
興味がわいて、他に質問もあったのでメーカーに聞いてみたのです。

マンゴスチン果皮液は花蜜のアルコール化を防ぐために使うのだそう。
熱帯地域の花蜜糖の伝統製法で、乾燥させたマンゴスチン果皮を
小さく割って入れ、後でろ過する。
含まれる果皮液は極僅かな量でしかないとのこと。

『品質の劣化を防ぐために天然の植物抽出液を使用してます、しかも有機です。
微量でも正直に記載します』って伝える企業姿勢なのかな。

でもこういった説明が無いと、せっかく良い商品を丁寧に作ってるのに
ココナッツシュガー100%じゃないの?って
あらぬ誤解を招いて損してるよね。

『アルコール化を防ぐ為、伝統的に使います』としか聞いてないから
花蜜が酸性に傾かないようにPHを調整するのか、酵母菌の働きを
抑制するのか、はたまた両方か…詳しくは分からない。
今でこそマンゴスチン果皮の抗酸化作用や殺菌作用が研究されてるけど
それらを経験として知っていた先人の知恵ってすごいなと思う。

 

マンゴスチンは昔から薬としても使われてて、果皮抽出物は最近サプリで人気。
果皮にはキサントン、アントシアニンカテキン、タンニン…その他にも
抗酸化物質や有効成分がたくさん含まれてるとか。
実にも葉にも薬効があるらしい。タイのマンゴスチン石鹸も有名だものね。

皮の暗赤色はその昔バティックの染料にも使われてたくらいなので
爪に入ると色が落ちにくい。そして、すっごく渋苦いです。
だけど、中の真っ白い実はとろけるように柔らかで、舌に広がる芳醇な甘みと
バランスの良い酸味、花のような香り。
グリーンのベレー帽を被ったみたいな愛らしい外観も好み。
現地滞在時は毎朝5個くらい、ぺろりと平らげてました。

1個50円(数年前)程と他のフルーツよりお高いんだけど、仕方がないの。
だってマンゴスチンは、季節限定の果物。ドリアンと似た時期に多く出回る。
インドネシアでは雨季をムシム・ブアMusim Buah、果物の季節と呼ぶくらい
皆が心待ちにしている。

そして、マンゴスチンの樹はおそろしく成長が遅い上に実が付くのも遅い。
暑過ぎても寒過ぎてもダメ、栄養豊富な土で雨が多くないとイヤという
住む場所を選ぶ樹木なのですよ。
滞在先で1mほどの苗木を植えてみたけど、何年経っても一向に成長せず
周囲から、もう引っこ抜いちゃえばと言われる始末。
バリ島の平地では暑ぎて、お気に召さなかったよう。

近年は異常気象のせいか雨季と乾季が大きくずれ込む事があるようなので
いつなら必ず食べられるかは断言出来ないけど、以前は7月頃に少し、
11月から2月頃はお店に並んでたのです。
それ以外の時期は輸入物で高値か、選べないくらい少ししか無かった。

マンゴスチンといえば、当時知り合ったジャワから来た20代の女性。
彼女は仕事もやり手なのだけど、合理主義というか
得する事・損しない事に妥協を許さない、いわば超しっかり者。
それもそのはず、彼女の細腕で弟を大学まで通わせているのだという。

「バリのパサール(市場)だと、私はジャワ人だからって少し高い。
相場知ってるからホント、損した気分なのよー」とよく嘆いていた。
バリローカル<バリ人<インドネシア人<その他といった価格があって
何度通っても一定以上は値引きしてくれないのだそう。
「中国人、日本人は適正価格とか知らないし、値段交渉も苦手。
言い値で買うと思って一番高く、倍はふっかけてくるから。気をつけて」
と、アドバイスもくれる姉御肌。

節約家だけど吝嗇ではない。得することを楽しむタイプ。
そんな彼女から聞いた『損しない=得するマンゴスチンの選び方』
マンゴスチンのシーズンに渡航予定があれば、ぜひお試しを。

・ヘタが瑞々しいもの←極々稀にヘタの葉裏に虫有
・皮が固過ぎず、へこみのないもの
・大ぶりより小ぶりを
・ヘタの反対側の花模様を確認。花びらの数が多いものを
・日持ちしないので買ったら冷蔵庫へ入れ、すぐ食べる

彼女曰く、大きいマンゴスチンは廃棄する種が多いからもったいない。
大・房少ない<大・房多い<小・房少ない<小・房多い
という順で右に行くほど彼女のオススメ。

ヘタの反対側、果実のおヘソ部分にある花模様は中の実の房数と一緒。
なので花びらの数が多いほど房の数が多く、種の少ないものになる。

「実の色が黒っぽい方が甘いの?」と聞いたら、
茶色~濃い紫が食べ頃。果皮の色が明る過ぎでなければ、
色の濃さはさほど気にしなくても良い。
黒い果皮の中には熟し過ぎたのも混じってて、そういうのは
手で剥けない程皮がすごく固い。
実を割って、半透明だったり黄色い部分が有れば古いもの=美味しくない。
果皮に付く黄色のワックス状のは固まった樹液、さほど気にしなくても良い。

ナイフが無い時は両手親指をヘタに、残りの指を花模様の方へ添えて
上から親指でゆっくり押せば、果皮に縦に亀裂が入るから簡単に剥ける。
と、私みたいに爪が赤くならない剥き方も教えてくれましたよ。

それ以前は、山積みのマンゴスチンから黒くて大きいのを一生懸命
選んでいたんだけど、小粒のマンゴスチンには固い種がほとんど入ってない。
大抵の果物がkg/いくらの表示で量り売り。捨てる皮や種の重量を考えると
彼女のマンゴスチンの買い方は確かに損が少ない方法かも、と納得。
さすが節約家。エライなーと感心したのでした。

ま、一番偉いのはマンゴスチンですけどね。

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