じゃ、結局どれを選べばいいの？｜ココナッツシュガーのお話

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Indonesian Organic Coconut Sugar｜
Made from fresh coconut tree sap collected from cut flower buds

ここ最近、よく目にするようになったココナッツシュガー。
白砂糖よりコクがあって香りが良く、黒砂糖ほど主張が強くない。
アジア料理の味付けでよく使われてます。

つまんで口に入れると、一拍置いてじんわり感じる風味と甘さ。
さっぱりしていて後を引く甘み。もうちょっと、と口に運んでしまう。

タマリンドのペーストに、お湯でとかしたココナッツシュガーを加えて
冷たい水で作るタマリンドジュースは夏のさっぱりドリンクにピッタリ。
イオン化しやすいから水500ｍｌ+粗塩ひとつまみに
ココナッツシュガー大さじ３杯くらいでポカリ代わりにも。

血糖値を上げにくいとか、体に良い甘味料ということで、
メープルシロップ、アガベシロップと一緒にスーパーの棚にも並んでますね。
産地、椰子の木の種類、花から採取、幹から採取とか
オーガニック、RAW、無精製、無漂白…価格もピンキリ。
ココナッツシュガー、パームシュガー、ココナッツパームシュガーと
なんだかちょっと混乱する呼び名があって、どう違うのかと聞かれたのです。
でもメーカーによって呼び方が変わって、明確な違いはよく分からない。

花から採取したのをココナッツシュガー、
幹から採取したのをパームシュガーと呼ぶのが多いみたい。
微粉末から細粒、ブロック状だったり。色も違う。
味も、軽めのものから塩気にも似た味、えぐみの有るもの、
酸味を感じるものもあったりする。ビスケットみたいな甘い匂い、
キャラメルみたいな匂い、黒砂糖みたいな匂いとか様々。

「じゃ、どれが一番いいのよ」って話しなんですが、
ここは私の場合は、ということで。
質の良さで選ぶなら、オーガニックでヤシの花から採取したものの中から
馴染みのあるインドネシア産のココナッツシュガーを選択。

開花する前のつぼみをカットして出てくるサップと呼ばれる花の蜜を
使ってるのが味も香りも良く、サラサラに仕上がり上質とされてる。
made from coconut tree sapとかfrom cut flower budsとか
coconut nectar blossomと書いてあるのが花蜜原料。

この花蜜をそのまま置くと、ほんのり酸っぱいお酒になるんだって。
バリ島ではトゥアックTuak｜Balinese Traditional Wine と呼ばれる
にごり酒に似たホームメイドの地酒が売られてる。地元っ子が、
これを蒸留して椰子酒のアラックArakの原料にするのだと言ってた。
花蜜はお酒にならないよう、集めたらすぐに煮詰めてろ過するそう。
ココナッツシュガーの工場見学に行ってみたいと言ったら、
「すくって舐めるつもりでしょ」←コレはやるでしょ
「大きいバッグ持って、出来立てを詰めてくるんだよね」と笑われた。

インドネシアは産地だけあって、地元のお店では量り売りもよく見かける。
使いやすいボトル入りのはインドネシアのローカルブランドJAVARAのもの。
プレーンの他にバニラやシナモン、ジンジャーのフレーバー付きも売ってる。

旧タイプのパッケージにはGULA-SEMUT＝蟻んこシュガーって書いてあった。
こんもりしたアリの巣の細かい土に似てるからなんだって。あー、そうかも。
なんだかナチュラルなイメージで微笑ましい。

地味で味気無い袋入りのは米国のNutivaのもの。
以前はオーガニックの文字がよーく見ないと分からないくらい小さかったけど
最近のパッケージはカラフルで文字が大きくデカデカ表記。
以前より健康志向派が増えて売れるようになったんでしょうね。

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私は健康のためというより料理用の調味料として購入してるので
日常使い出来る価格設定なのも大事。あんまり高いと気軽に使えないもの。
なのでうちではiHerbでセール中にまとめ買いしたり←国内の半額以下
友人が旅行する時におみやげでお願いしてるのです。

メーカーでは未開封・冷暗所保存なら５年位OKですって。
香りや味の変化に細かいヒトは開封したらビンに詰め替えて冷蔵庫へ。

あ、iHerbといえば７月２日の02：00まで有効の
50ドル以上で10%OFFのプロモーションコードが使える。
カートで「SUMMER」と入力で割引されます、って。忘れないうちに注文しよ。

↓JITAコレクションのはJAVARAのものを使用
国内で不純物・金属の検査をしてから詰めてるとの事